やりました
きっかけ
問題思いついて投げるのを繰り返してたら案外問題ストックが溜まってきたので、単独コンテストをやりたいなって思って準備しました。
卒論期間中に Writer やったら Writer 当てられなさそうだし面白いかな?って思ってこの時期にしました。みなさんの応援のおかげでそろそろ卒論出せそうです、ありがとうございます!
問題の感想
A:Yet Another AB Problem
前回の単独 ARC の A が AB Palindrome という AB 文字列に操作をしてなんやかんやの問題だったので、似た感じに考えてたら出来ました。設定が自然で良い。
なんだかんだ A だとは思うけど、少し難しいですよね。簡単な A が作れるようになりたいです。
B:Arithmetic Progression Subsequence
前回の単独 ARC の D で等差数列を含まない集合に関する問題Non Arithmetic Progression Set を出したので、今回は等差数列を含むという設定で考えてたら生えました。
まあこれは典型かなと思っていますが、TL で解説賢い!という声を何件か聞いて嬉しかったです。解説より速い解法もあるらしい。
C:Prefix Mex Sequence
今回一番のお気に入り。Yukicoder かどこかで接頭辞の eq,neq に関する条件が付いた問題を見て作った気がしてたのですが、Yukicoder 探してもそういう問題なかったので夢だったかもです。
Ad-hoc よりだと思います。ARC では 3 連続で Mex ネタを出していますが、毎回問題のタイプが違う感じで面白いです。(4 連続は、ないかな)
D:Triangle Card Game
昔の ARC に 3 人でカードゲーム という問題があり、自分も 3 人以上でのゲーム問題を考えてみたのですが、作れなかったので 3 人を三角に変えてみたら生えました。
普段僕が作らないタイプの問題で、想定解は OI とかでありそうな感じになっています。noshi 先生のユーザー解説解法は、天才だと思います、どっちの解法も好きです。
もともと550 点で ARC-C に置かれる予定でしたが、解かれ方見た感じ D で良かったっぽいです。
E:BDFS
はじめに、やや難読気味だったみたいで申し訳ないです。random に BFS と DFS を行うという設定が好きで、元々なもりだったのでこういう書き方でしたが、円グラフに変えたのでもう少し分かりやすい表記でも良かったかなと思っています、ここは反省点です。
設定がかなり好きなタイプの問題です、解法は言われればそんなに難しくないと思います。Tester の maspy さんは 15 分くらいで解いててびっくりしました。
Tester さんから指摘があるまで E と F が逆でした。(あぶない)
F:Edge Deletion 2
今回のボス枠です。はじめ D 提案でした。(???)
大まかな解法を立てるのは全然難しくないと思うけど、書いてみると色々罠があって大変。Tester さん以外で日本でまだ解いてる人いないっぽい(2024/1/23時点)ので、是非チャレンジしてみてください!
まとめ
久々の単独 ARC でしたが、全問自分の問題なので色々感想が聞けて面白かったです!
また、僕が数え上げ以外の準備経験がなさ過ぎて D や F のテストケースがはじめ弱かったですが、maspy さん Nyaan さんお二方の力で強くしていただきました。本当にありがとうございました。D の乱択を落としきれなかったのは僕の弱さです、すみません。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました。また ARC を書くと思うのでよろしくお願いします!
upsolve もぜひぜひ。